| 天王星の写真 |
・もっとたくさん見る↓
http://www.astron.pref.gunma.jp/inpaku/gallery/planets/uranus/uranus.html
(県立ぐんま天文台ホームページより)
…とても綺麗な写真が、日本語の平易な解説付きで閲覧可能。 |
| 地球からどれくらい離れた場所にあるのか |
・肉眼での観察がほぼ無理なくらい、遠い場所にある(=小さくて暗い星に見える/6等星)。大型の望遠鏡で見ると、ぼんやりした青緑色の球体として認識できる。青緑色の星は珍しいので、その気になれば探しやすい。
・太陽〜地球間の距離の約20倍遠いところに在る。太陽系の惑星の中で、天王星・海王星・冥王星の三つは、いずれも肉眼での観測が難しい。そのため水星・金星・火星・木星・土星のように、誰が見つけたのかも定かでないくらい大昔から知られていた惑星ではなく、最近になって発見された惑星である。もし望遠鏡が発明されていなかったら、天王星は見つかっていなかったかも知れない。
⇒さすが外部惑星系戦士。前世で勤務地(ミランダキャッスル)が遠かったのも頷ける気がする。 |
| 星の大きさ(半径) |
地球の約4倍。海王星とほぼ同じ大きさ(少しだけ大きい)。
⇒大雑把なイメージ図 / 写真での比較
[参考:惑星の大きさ比べ]
木星>土星>天王星>海王星>>地球>金星>火星>水星>冥王星
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| 星の重さ |
地球の約14倍。海王星とほぼ同じ重さ(少しだけ軽い)。
[参考:惑星の体重比べ]
木星>>土星>海王星>天王星>>地球>金星>火星>水星>>冥王星
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| 衛星の数 |
・27個以上。
・惑星が持つ衛星の名前は、ギリシャ神話に出てくる神々に因んでつけられるのが普通だが、天王星の衛星の名前だけはなぜか、シェイクスピアとポープの作品中の人物名から採られている(当初は発見者の希望で妖精の名前が付けられていた。しかしその大半がシェイクスピアの戯曲に出てくる妖精の名であったことから、ボイジャーで発見された衛星にはオフィーリア・ジュリエット・ポーシャなどシェイクスピア作品のヒロイン達の名も付けられている)。
⇒淀みなく出てくる名前が全て女性であるあたり、さすがというか、はるかさんらしい。
[参考:惑星の衛星数比べ (小型衛星含む)/2003年10月までのデータに基づく]
木星(61コ)>土星(31コ)>天王星(27コ)>海王星(13コ)>>火星(2コ)>冥王星,地球(1コ)>金星,水星(なし)
[衛星ミランダについて]
星の表面がマスクメロンの皮みたいな形をしていて、複雑な地形と深い溝を持つ。このためミランダは、昔一度隕石に衝突されて星自体がバラバラに砕け散った後、その破片が寄り集まって再びくっついたのではないかと考えられている。 |
| 平均密度 |
1.27 g/cm3(=水の密度の1.27倍)。
⇒はるかさんの誕生日と同じ。“大きいわりには軽い星だ”ということ。 |
| 天王星の色・模様 |
・青っぽい緑色。青色に見える理由は、大気中に含まれるメタンガスが赤色の光を吸収しているため。残った青色の光が我々の目に届くから、天王星の色は青く見える。なおメタンガス=オナラの臭い。つまり海王星同様、天王星も結構クサイ星だということ。
⇒ここらへんはあまりはるかさんにふさわしくない。ただ、メタンは大気中に数%含まれているに過ぎない。主成分は、水素とヘリウム(⇒無色無臭)。
・縞模様がある。海王星も。縞縞は、天王星上空を流れる雲の流れ。 |
| 天王星の季節 |
夏と冬しかない。太陽の周りを84年かけて1周するから、夏が42年間続いた後、冬が42年間続くということ。天王星は、地球のように1年サイクルで季節が変化する星ではないし、1日サイクルで昼夜が入れ替わる星でもない。原因は、天王星の自転軸がほぼ90度倒れていることにある。
たとえば天王星のある場所に、はるかさんとみちるさんが新居を構えたとする。そうするとその場所では、空に太陽がずっと出ていて、夜になっても沈まない。その状態が42年間続く。そして42年経つと、今度は太陽が沈んで真っ暗な時間帯が始まる。そういう状態が延々と42年間も続く。
⇒天王星に一生住んでいたら、発狂しそうだ。二人は早早に、別の星で新居を構え直すだろう。
ただ、天王星は太陽から離れすぎているため、地表面に届く太陽光エネルギーは微々たるもの。⇒夏と冬の気温差は2℃以内。 |
| 天王星に生命はいるか |
不明。少なくとも、地球型の生命は存在しないだろう。もし存在したとしても、それはバクテリアのような微生物か、我々の想像を越える体形や生命維持機能を持った生物。
⇒十分な水(液体)と大気がないうえ、寒すぎるため(気温−210℃,地球の南極よりずっと寒い)。だから天王星は、海王星同様、“氷惑星”と称される極寒の星。
⇒アニメS編の最初の頃の、まだ近寄りがたいオーラを放っているH&Mの感じに似ている。
[参考:寒さ比べ]
・家庭用冷凍庫で設定できる最低温度: -18℃くらい。
・北極(シロクマがいる)の最低気温: -30℃くらい。鼻水が凍る。
・南極(ペンギンがいる)の最低気温: -80℃くらい。
・観測史上の最低気温: -89.2℃ (1983年7月22日ロシア,ボストーク基地にて)。 |
| 自転軸 |
ほぼ90度傾斜している。つまり横倒しの状態で回っている。土星を壁に立て掛けた感じ。
⇒大雑把なイメージ図
[アニメS編における泣かせる演出]
ウラヌスの必殺技“ワールドシェイキング”において、ウラヌスの手から放たれたエネルギー球は早い段階でほぼ直角に傾斜している。そして加速。まるで天王星の自転軸の傾き(98度)を忠実に再現するように傾斜し、敵にぶちあたる。
⇒cf. ネプチューンの必殺技“ディープサブマージ”。球体が手の中で形成されているうちは、海王星の自転軸の傾き(28度)に忠実に球体が傾いている。その後ネプチューンの手から放たれて、敵にぶちあたる寸前で90度に傾斜。最終的に球体が90度傾斜して敵に命中する点はワールドシェイキングと同じだが、90度傾斜している時間はずっと短い。すなわちウラヌスのときよりももっとギリギリのタイミングで、球体が直角に傾斜する。
[天王星が横倒しの状態で自転している理由]
隕石衝突説が有力である。⇒大雑把なイメージ図
1.昔、天王星に地球くらいの大きさの巨大隕石が衝突した。
2.隕石は天王星の中心からそれたところにぶつかったため、天王星は星自体が粉々にならずに済んだ。
3.しかし衝突の衝撃はとても大きかったため、その衝撃で天王星は横倒しになった(=せっかくまっすぐ上を向いて回っていた自転軸が、一気に押し倒されて90℃くらい傾いた。ほぼ横倒しに)。
4.そのままの状態で自転し始めた。
衛星たちもみんな天王星のマネをして、横倒しになって自転している。このような可笑しな回り方をしている惑星は、太陽系の中で天王星のみ。 |
| 天王星をこれまでに訪れた探査機 |
惑星探査機ボイジャー2号(1986年1月24日:はるかさんの誕生日の3日前に接近)。
ボイジャー2号は天王星のごく近くまで近づいて、綺麗な写真をたくさん地球に送ってきた。ボイジャー2号は天王星の傍を通った後、海王星にも行っている。実はまだ現役で動いていおり、太陽系の外側に向かって航海中(=太陽系の外側がどうなっているかを調べに行っている)。2017年に原子力電池が尽きるまで観測を続ける。 |
| その他 |
・天王星という名にふさわしく、星の上空をいつも物凄いスピードの風が吹いている。新幹線よりも速い風。けれども実は、海王星上空で普段吹いている風のほうがそれよりもっと速い。実は、土星にも負けている。ただし最大瞬間風速では、天王星は時速7900kmをマークしている。
⇒さすが元・短距離エース。
[参考:速さ比べ]
| 100m走で全力疾走中のdaydreamerの足の速さ |
時速22km前後(秒速6〜7m) |
| 高校陸上部女子(短距離専門)の足の速さ |
時速28〜30km(=秒速8m強) |
| オリンピックに出る陸上短距離選手の足の速さ |
時速36km(=秒速10m) |
| サラブレット(=競馬で使われる馬)の足の速さ |
時速70km(=秒速19km) |
| チーター(陸上動物の中で最速)の足の速さ |
時速110km(=秒速30m) |
| 掃除機のホースの吸い込み速度(掃除機のホースの中では、実は台風と同じくらいの強風が吹いている) |
時速200km前後(=秒速50m) |
| 新幹線のスピード |
時速200〜300km(=秒速70m前後) |
| 地球上で見られる超大型台風の瞬間最大風速 |
時速300km(=秒速約80m) |
| 天王星上空で普段吹いている風の速さ |
時速600km(=秒速約150m) |
| 木星上空で普段吹いている風の速さ |
時速650km(=秒速180m) |
| ジャンボ・ジェット機のスピード |
時速800〜1000km(=秒速250m前後) |
| 土星上空で普段吹いている風の速さ |
時速1800km(=秒速500m) |
| 海王星上空で普段吹いている風の速さ |
時速2000km(=秒速約550m) |
| 天王星で観測された瞬間最大風速 |
時速7900km(=秒速約2000m) |
・ギリシャ神話において、ウラヌスは天空の神であり、サターン(=クロノス,土星)の父である。またジュピター(木星)の祖父であり、マース(火星)やヴィーナス(金星)の曾祖父でもある。
⇒これが“はるかパパ”と呼ばれる由縁?
・海王星と同じく、輪がある。しかし土星のように美しく鮮明な輪ではなく、暗くて細い輪(「炭で出来たように暗い輪だ」と観測者達に呆れられるくらい、暗くて見づらい輪)。暗く見えるのは、太陽の光を反射してキラキラ輝く物質が輪の中に少ないため。
・太陽系の惑星の中では、天王星は海王星と一番よく似ている。星の大きさ/重さ/気温/大気の組成に至るまで良く似ているため、「双子の惑星」と称されることも。
・天王星の発見者であるウイリアム・ハーシェルは、もとは音楽家(宮廷作曲家/オルガン奏者)だった。作風は、バロックの名残を残す古典派。作品は、オルガン作品やオーボエ協奏曲、交響曲等多数(CDが発売されてるので、ご試聴を)。ドイツ生まれで、イギリスに渡英。国王ジョージIII世に気に入られ、パトロンになってもらう。
⇒はるかさんはピアノが弾けるし、音楽センスもそれなりにあるようだ。原作によれば、パトロンもいるようだ。
ハーシェルは音楽理論の研究をしているうちに数学に興味を持ち始め、次に光学、天文学と興味の対象を広げていった。趣味で望遠鏡を作っていたが、ついにはその当時の天文台にある望遠鏡よりも精巧なものを自作してしまうほどになり、音楽家を辞めて天文家としての道を本格的に歩み始めた。ハーシェルが天王星を発見した1781年当初、彼は「天王星」という名前ではなく、「ジョージの星」という名前をつけていた(当時のパトロンだった国王ジョージ3世から名前をとった)。
⇒ジョージ3世の王妃になったのは、メクレンブルク=シュトレリッツ家(Mecklenburg=Strelitz)のシャーロット・ソフィア(Charlotte Sophia)。彼女にちなんで付けられた植物の属名に、Strelitzia(ストレリチア)というのがある。Strelitzia属の中には“極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)”という花があり、鳥の“極楽鳥(別名:風鳥)”に似た形状をしている。鮮やかなオレンジ色の咢片と濃青色の花弁からなる花の様子が、極楽鳥のくちばしや冠を想わせる。
[連想ゲーム]:ハーシェル→天王星→ジョージ三世→王妃の名前→植物のStrelitzia属→極楽鳥花(はるかさんの行ってみたいところ:天国)→信じられないほど美しい羽根を持つ極楽鳥に似ている。楽園の鳥。→極楽鳥:別名は風鳥(フウチョウ)。風を食らって生きる鳥。脚がなく、空をずっと飛んでいる鳥だと昔は思われていた(はるかさんは風)→オスは皆ゴージャズな羽根色や形状を持ち、羽根を広げたり羽根の重ね方を変えて色を工夫したりして、とっても手のこんだ求愛行動をメスに行う(to
みちるさん?)。→メスをめぐって、オスは盛んにディスプレイ(可愛い女の子を見ると、とりあえず口説かずにはいられないはるかさん)。求愛ダンスが上手なオスほど、繁殖相手であるメスを獲得しやすい(エドワーズの洋館での出来事が思い出される)。
妹のキャロライン・ハーシェル(職業:ソプラノ歌手)はずっと独身で兄ウィリアムの手伝いをし、兄から天文学と数学を教わった。キャロライン自身も8個の彗星を発見しており、彼女は“最初の女性天文学者”とされている。 |