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| 海王みちる研究2『海王みちる氏と諏訪内晶子氏の関連性』 2−1.みちるさんのモデルは…?[初稿掲載日:2001.10.19 最終修正日:2004.9.20] バイオリニスト海王みちる。国内外でソロ・コンサートを開き、ストラディバリを弾きこなすトップ・ソリストの一人である。アニメを見ていて、その細部まで行き届いたキャラ設定に驚かされる。だから、誰かモデルになった人物がいそうな気がしてならない。 個人的見解として、諏訪内晶子氏がみちるさんのモデルになっているのではないかと推測する。制作サイドでの公式な設定については、資料不足のため正確な情報を持っていない。しかし…日本の女性バイオリニストの中で、世界トップレベルの実力をもつ人といえば、まずこの方は必ず挙げられるはずだ。彼女は…パガニーニやエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて最年少(16歳、17歳)で第二位を受賞し、チャイコフスキー国際コンクールでは最年少優勝(18歳)を果たしている。国内においては既に右に出る者なし、日本国際コンクールを最年少(15歳)で優勝している。 日本人ソリストは体形上、濃厚で豊艶な音を出すのが下手だと言われてきた中でのこの快挙(1994年当時。現在もこの批評が通用するとは言いがたい。)。みちるさんの設定年齢と比較すると少し年齢が高いかも知れないが、それでも国内においては1994年当時はほとんど類を見ない高実績だ。 ※現在は庄司紗耶香、戸田弥生などがこれを凌ぐ受賞歴を持つ(パガニーニ優勝等)。しかし原作連載・アニメ放映があっていた1994〜1995年の時点では、国内では諏訪内氏が最年少で数々の大コンクールを制していて、1991年米留学前までは日本ヴァイオリン界で最も注目されていた人だった。) もう一つ。2001年移行の諏訪内氏の使用バイオリンは、1714年製ストラディバリウス『Dolphin ドルフィン』。裏板の光沢の美しさと曲線美が優美なイルカを思わせることから、1800年代当時の所有者だった楽器商ジョージ・ハートがこの名前を付けた。他にも歴代の所有者として、世界的バイオリニストだったヤッシャ・ハイフェッツが挙げられる。かつてこの楽器の所有者だったハイフェッツへの諏訪内氏の想いは熱く、CD『シベリウス/ウォルトン』ではハイフェッツのために書かれたバイオリン協奏曲も録音している。ストラディバリウスには、この他にも名前が付けられているものが複数存在するが、その中でも『ドルフィン』は1715年製『アラード』と1716年製『メサイア』に並ぶ3大ストラディバリウスの一つと言われている。 名のあるバイオリニストは、それ相応に優れた名器を使用している。バイオリン界において、名器として主流用されているものは二つある。一つはストラディバリ、もう一つはグァルネリ。現在活躍している名演奏家達は、このどちらか一つを選んで弾いていると言っても過言ではない(アマティ等のクラシック・バイオリンは、裏板の保存状態が悪く、現在はほとんど使われていない)。ストラディバリ、グァルネリのどちらを選ぶかは、奏者との相性に拠るところが大きい。二つとも全然違う音の魅力を持つモダン・バイオリンである。 みちるさんも確か、ストラディバリで弾いていたはずだ。付けられている名は“マリン・カテドラル”。探した限りでは見つけ出せなかったが…。これも、どこかに実在する楽器なのかもしれない。 [未確認情報2001/11/6]‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 故アレキサンダー・モギレフスキー氏(露・ヴァイオリニスト)の因縁のヴァイオリンと、みちるの持つヴァイオリンの関連性が浮上。深海の底を思わせる穏やかな音色を奏でる『マリン・デ・ドラル』という名のヴァイオリンが実在したとのこと。今後、この件に関しては入念な追調査が必要。(情報提供者:M.T) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ |
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