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第7章 キャラの音楽性が他キャラ形成に及ぼす影響
[検索エンジンで飛んで来た方へ]このコーナーはアニメ「セーラームーンS」のファンページに過ぎません。セーラームーンS以外の分野の参考文献としては全く役立ちません。閲覧するだけ、時間の無駄です。
 アニメシリーズ後半から、天王はるかと海王みちるは、同じくセーラー戦士として戦う仲間(土萌ほたる、冥王せつな)と、最終決戦に備えて一軒家に同居することになる。このうち土萠ほたる(以下、便宜上「ほたる」と略す)は幼児であり、まだ戦力にはならない。

 実はほたるは、一度死んでしまった人間である。以前は「沈黙の戦士」として強大な力を有しており、ほたるが戦士として覚醒することは「世界の破滅」が近づいていることを意味し、仲間の戦士からさえ忌避されてきた。おかれた境遇のため、彼女の性格は非常に暗く、陰険になっていく。最後は、地球に襲ってくる敵を根絶するために、敵とともに自爆してしまうが、幸運にも赤子の体で生き返ることが出来、最終決戦に備えて尋常ではないスピードで心身の発育を続けていく。

 復活後のほたるは、快活で朗らかな人間に育っていく。これは、過去の経歴を黙して、親身に付き添ってくれる仲間の戦士を得たからである。このほたるの情操教育には、同居人・海王みちるの存在が非常に役立っていると考えられる。音楽性をもつ人間を家庭内に入れることで、ほたるのキャラ成長が明るいものになっている。幼少からクラシック音楽を聴き慣れることは、子供の心を情感豊かなもの、落ち着きあるものにする。

 ただ、クラシック音楽に対する姿勢に冒険的側面が多いみちるのキャラ性が、そのままほたるのキャラ形成に反映されてしまうという危惧がある。この点は「戦士4人による同居」という描写で払拭されている。同居人の中にみちる以外の躾係がいるとの含みを持たせておけば、スタンダードなクラシックをみちるにリクエストしてくれる可能性がある。一キャラの音楽性のみで新たなキャラの形成を完了させないことは、期待された通りの情感をもつ普通のキャラに成長する余地をほたるに残している。
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