[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

月に濡れた二人

月に濡れた二人

原寸大


<< 前  目次  次 >> 

 前世ウラヌスのイメージで描きました。かつてのシルバーミレニアムでは、ウラヌスとネプチューンの関係は禁忌だったのでしょうか。原作・アニメ本編どちらにおいても、そのことは明示されていません。ただ、ほとんどの二次創作において、二人の関係は禁忌として描写されています。その理由として、社会において異性愛(というメジャーな恋愛形式)に対して同性愛がマイナーな存在であることや、キリスト教(カトリック)において同性愛がタブー視されてきたことが挙げられます。そのせいか、ウラヌスやネプチューンが直接的な表現で自分の想いを相手に伝えるシーンはアニメにも原作にも出てきません。110話でのみちるの発言「大丈夫よ、はるか。私があなたの手が好きよ。」が精一杯の行動だったのかも知れません。しかしこのアニメが海外(とくに北米)で放送されることになったとき、吹き替え用の科白の多くが日本語の科白の意味するところと違うものに書き換えられ、映像も一部分カットされました。もちろん110話でのみちるの科白も、もっとソフトで怪しくない表現に差し替えられていました。それは“ウラヌスとネプチューンの関係が友愛の粋に留まるように”と現地のアニメスタッフによって配慮されたためです。そういう事情を差し置いても、視聴者は二人の関係に悲壮感や自分の片鱗、届かぬ想いのようなものを感じ取って、二人に惹かれてゆくのかも知れません。

[作業記録]
・作品No.10 「月に濡れた二人」(線画
・HP掲載日:2005年5月15日。
・使用ソフト:Photoshop 6.0
・使用スケッチブック:A4 手書き。
・ノートPCのタッチパッド塗り。
♪ 「月に濡れた二人」 安全地帯

[イラスト目次に戻る][トップページに戻る